シャネルスーツは、世界中で通用するくらい、一般的な名称になっています。

憧れブランドの歴史を語る

シャネルのスーツ

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シャネルの服として、スーツをイメージする人も多いのではないでしょうか?
シャネルスーツというブランド名はすでに確立されていて、シャネルではないスーツでもデザインが類似しているものであれば、シャネルスーツとして呼ばれるほど、確固たる地位を確立しています。
シャネルスーツは、1928年にはすでに発表されていて、創業者のココ・シャネルが手掛けています。
男性のスーツをモチーフとしていて、ツイードの素材を使って作られています。
襟のないカーディガンタイプの上着にひざ丈のスカートというコンビネーションで発表されました。
シンプルなデザインではあるのですが、一方でどことなく女性らしさを感じるようなテイストに仕上がっています。
働く女性にとっては、動きやすいことと今までになかった素材が使われていることで、高く評価されました。
シャネルスーツの特徴は、いくつかあります。
まずは素材にあります。
男性用に使われていた素材を使って、女性用の服を作ったというのが、当時は画期的な試みであったと言われています。
ツイードのほかにもジャージーといった男性用の下着や屋外用の服で使われていた素材を積極的に女性服に導入していったのです。
ジャージーなどは伸縮性に優れているところが特徴で、体をどのように動かしても対応できるところが魅力です。
このため、働く女性にとっては、非常に着心地がよく支持されていたのです。
その他には、スカートにもシャネルの画期的なコンセプトが使われています。
スカート丈はひざ丈に合わせているのが特徴です。
シャネルスーツが発表された1920年代は、ロングドレスが主流でした。
くるぶしくらいまでスカートで覆われるようなドレスが中心だったので、ひざ下まで露出をするスカートというのは、かなり衝撃だったと言われています。
スカート丈を短くすることで、活動的になれるようにしたわけです。
その他にも、女性の洋服と言えば、上下のつながっているワンピーススタイルのものが当時は主流でした。
ところが、シャネルスーツは上着とスカートを分離するスタイルをとりました。
このため、全く新しいファッションスタイルで、女性たちの関心を呼んだと言われています。
スカート丈を短くして、動きやすい服装を提供したのは、男性からの束縛から解放されたいと思っている女性の間で高い人気になったわけです。
シャネルスーツは、その時代背景にもいろいろな影響を受けて作られていることが分かります。